初のVR体験

特にVRchatの「1%の仮想」展の楽しさは説明しがたい。 と、突き放すのは簡単だし事実でもあると思うのだが、せっかくなので、ここではVRゲームの魅力を軽く記そう。   私自身は音ゲーはあまりやらない。たまーに行く温泉のゲームコーナーに太鼓の達人があればやる程度。 しかし、このゲームは楽しめた。 動画を見ると、ブロックもソードもそれぞれに赤と青の2種類がある。 対応するソードでブロックを切ると得点を得られる。 赤いブロックが来たら赤のソードで切れば得点を得られる。青で切ったり(違う色のソードで切ったり)、空振ったり、ミスを何度かすると、ゲームオーバー。 レベルや曲も何種類かあり、Normalは初見でクリアできたがHardは難しく、初めは全く歯が立たなかった。 Hardには十数回挑戦してやっとクリアできた。 初めてVRを体験したのは2018年10月7日で、8日にもやらせてもらい、さらに14日に改めて先輩に体験させてもらった。 短期間でやりすぎだろ、と思うかもしれないが、やっていて全然あきない楽しさがあった。 また、遊ばせてもらうつもり。 SUPERHOT VRも遊ばせてもらった。 (↓こんな感じ)

敵のアジトに忍び込むアクションゲーム。 ただ忍び込むのではなくて、敵の脳を乗っ取って、敵のアジトで戦う。迷惑な奴だ。 このゲームはただのFPSゲームとは違う面白さがいくつかある。 例えば、僕はスマートホンで某FPSゲームをやったことがある。あれはあれで面白い。 しかし、しょせんスマホである。画面のサイズはせいぜい両手で持てる程度で、ゲーム内のキャラを操作している感がある。 第一人称のモードにゲーム内の視点を切り替えても、スマホを持つ手は視界に入る。 PCでプレイしても、ディスプレイやキーボードは視界に入っているだろう。   一方、SUPERHOT VRでは、完全に一人称である。 ゲーム内のキャラと自分の視点は一致している。つまりキャラになり切りやすい。 正面だけではなく、上にも後ろにも、VRの世界が広がっている。 手元のコントローラは、自分の手や武器に見える。 また、自分が動いている速さに合わせて、ゲーム内の時間が進む、という特徴がある。 部屋の隅に置いたセンサーが、プレイヤーのヘッドマウントディスプレイ(頭に着けるディスプレイ)と両手に持ったコントローラーの動きを感知する仕組み。 焦って高速でよけると、銃弾も高速で飛んでくるが、ゆーっくり動けば、銃弾もゆっくり飛んでくる。 動体視力のいい達人の気分を楽しめる。 ゆっくり動けばいいと分かっていても、焦って早く動いてしまうこともあり、悔しさもあったが面白かった。 他にもいくつかのゲームをやって、それぞれに楽しさがあった。 ゲーム自体も楽しかったが、ゲームをやっている人を外から見ているのも面白かった。 本人は頑張ってVR空間でブロックを切っているのだが、外から見ると笑える。 本人はVR空間でブロックを切ったり、飛んでくる障害物をよけたりしているのだが、外から見て、ディスプレイなどでVR空間を見ずにプレイヤーの姿だけを見ていると、面白い。 頭と手に黒いものを装備した人が、四股立ちのように腰を落として両手を外側に振っているのを見たりするのが楽しかった。 自分がどう見られていたかは気にしない方向で

本格的にやるとなると、性能の高いPCが必要ではあるが、スマホ用などのVRの機器も意外と安く買える。 安いものなら3000円を切るゴーグルもある。

VRchatでの第2回「1%の仮想」展に参加した。 その日はたまたまVtuberのるいくんにVRchat内で出会った。人当たりのいい方だった。 VRchat内で移動する方法などを教わり、しばし話した。 VRchat内では、自分も含め、観覧者はみんなVRのキャラだが、操作しているのも話しているのも人である。 アニメのアフレコのイメージ。かわいいキャラからゴリゴリの男性の声が聞こえることがよくある。
先輩曰く、VRでの交流に慣れてくると、かわいいキャラから女性の声が聞こえたら驚くようになるらしい。

x軸方向から見た時とy軸方向から見た時とz軸方向から見た時で見た目が変わる展示品、来ている人が分かる掲示板、人口の内何パーセントがVR空間にいるかわかるメーター、自分を見る望遠鏡、VRchat内で使えるカメラを使うと見えるようになるもの、高度でよくわからないが目を引き付けられる展示、五重塔、けん玉、ハンバーガーなど、いろんなものがあった。ぜひまた行きたい。
「1%の仮想」展には、初見では楽しみ方が分からない展示もあったが、展示品をどうやって持つかをVR空間内で近くにいる親切な方が教えてくれたり、先輩がVR空間の外から声で教えてくれたりした。
「1%の仮想」展には大学のスペースを使って参加した。 開始の2~3時間前という、急な呼びかけにも関わらず、友人が4人も来てくれて嬉しかった。