呪術廻戦のネタバレと感想を書きます。見たくない方は開かないでください。
ネタバレ
五条が帳を破って終わった前話から時は戻って、場面転換。
おじいちゃんがギターをかき鳴らし、ハンガーラックを作りたい呪詛師(
鞣造 (ジュウゾウ))と戦っている場面から始まります。
呪詛師の考察によると、おじいちゃんの術式は、ジジィ自身がアンプとなり、奏でた旋律を増幅させて、呪力として撃ち出す術式。
場面が変わって、移動中の庵歌姫に、新手の呪詛師(仮名:左上ポニテ)が襲い掛かります。
左上ポニテは歌姫に切りかかった後、回避され、一人語りを始めます。その後。
「オマエ モテないだろ」
釘崎野薔薇が禪院真依とともに歌姫と合流しました。
真依と野薔薇の掛け合いの直後、帳が上がります
五条悟が結界を破りました
「マジィ? 30分も経ってなくない? 逃げよっ」と言いながら、左上ポニテが逃げました。
「おいおいおいおい イカしたハンガーラックが目に浮かぶぜ」
別の戦場で嬉しそうに空を見上げる鞣造 は逃げません
「さて どこからいこうか」
空中から戦況を俯瞰する五条。
このコマ。めちゃくちゃかっこよくて、頼もしい。
花御と交戦中の虎杖悠仁を一目見て、悠仁のレベルが格段に上がっていることを見て取り、東堂葵と悠仁の二人なら、特級相手でも心配いらないと判断しました。
おじいちゃんと交戦中の 鞣造 (ハンガーラックメーカー)のところにいきます。
おじいちゃんをイラつかせながらも、五条は 鞣造 を完封し、即座に逃げが上手い 花御への対策を考えます
「少し 乱暴しようか」
不敵に笑う五条は
術式順転「青」
と
術式反転「赫」
を組み合わせた、
虚式「茈」(むらさき)
を放ち花御の逃亡阻止を図りました。
が、東堂をして「相変わらず 規格外だな」言わしめる規模の術式で、花御を払えたのかがはっきりとは わかりません。
そして、真人は…
「任務完了っと」
何かを背負って、建物から出てきました。
感想
ネタバレでは、後からコミックなどで呪術廻戦を読みたい方の為に、具体的なセリフ、好きなコマなどの引用はしませんでした。
また、わかりやすくあらすじ、ネタバレを記しました。
ここからは、無遠慮に、好き勝手書くので、呪術廻戦の最新話を未読の方は読むのをお控えください。
一コマ目で、とても笑いました。
「疾走するリフ!!
音で呪え!!」
上記のジャンプ本誌の煽りも好きです。
野薔薇のアニキの煽りも健在でした笑
「オマエ モテないだろ」
「出会い頭に自分(テメエ)の話ばっかり」
「金とんぞ!!」
それに対する真依の「アンタのどこに金とれるだけの聞き手の器量があんのよ」も好きです笑
その後の、真依と野薔薇のやりとりもいい感じです、一周回って仲が良いかのよう。
金とんぞ!!のページは野薔薇のツッコミが忙しそうですね笑
歌姫と野薔薇、真依に囲まれて、「わぁ~女の子がいっぱい モテモテだぁ~」
とはしゃぐ左上ポニテ。「援護は任せて 誤射されないよう気をつけなさい」と抜かす真依。この時の真依は腹立つ顔してます笑
帳が上がった瞬間、五条を警戒して、逃げようとする者が多いのが、五条の強さを端的に示していますね。
五条の侵入を防ぐためだけに作られた帳でしたが、それも30分程度しか持ちませんでした。五条先生ぱねぇ。
呪術廻戦は、戦闘力を数字で表すような文化は今のところないですが、所々の描写でサラっとキャラクターの実力を示していますね。
最新話で言うと、帳が上がった直後の判断です。
花御と左上ポニテが、帳が上がってすぐに逃げようとするのに対し、
鞣造 はイカしたハンガーラックを作ることを夢見続けました。
結果、五条先生に瞬殺。
左上ポニテの強さは分かりませんが、鞣造よりは強いと思います。
不意打ちを歌姫にかわされたあたりや、非力と自虐するなど、強そうな感じは一目しませんが、判断力は鞣造よりある。
もちろん左上ポニテも五条先生と相対したら瞬殺されるとは思いますが、
比較基準を五条先生にしたら五条先生は強すぎるので、瞬殺という結果での比較はできません。
判断力で見て、現時点では左上ポニテの方が鞣造よりは強いでしょう。
呪術廻戦はブラフを言う、相手の術式の分析など頭の良さも重要ですから。
五条先生、かっこいい
五条無双でした。ぜひコミックかジャンプ本誌で、あるいはこれらの両方で読んでください。
五条先生は東堂と悠仁の相性がいいと思っていたのですね笑
成長を喜ぶ笑顔もかっこいい。特級とやり合っているみたいだけど心配いらない、と判断する、信頼も素敵。
最後のコマの真人の目的が不明確で、不気味ですね。
「任務完了っと」、と発言していることから、目的は達しています。
宿儺の指を回収しただけなのか、あるいはそれ以上の目的があるのか。
今後も楽しみです。